Enikki 呪われた部屋U 01/11/17 |
■このページをお読みになる前に 「呪われた部屋T」 をお読み下さい。■
あの日は偶然にも 01.11.11 と、1の並んだ日だったが・・・
それはさておき、ミニコンポがどんな状況に置かれていたかがわからなければ、
賢明なあなたでさえも難解な問題に違いないと後になって気づいた。
要するに、不安定な高い位置に置かれていたと記すべきだったと反省している。
とすれば、昨今その心配がにわかに報じられている地震への配慮だったと分かって頂けたのであろうが・・・
それと、小鳥たちの異常な行動が何かを示しているような気がしたからだった。
幸いにも何事もなくその日一日は過ぎていった。
夕方帰宅した私は、又も小鳥の体当たりの芸の披露を目の当たりにし、一日続いていたのか・・と驚かされた。
さて、大方の見当はつかれたかと思われるが、
あの日の朝の不思議の幾つかを、推理してみよう。
その1
先ずこの写真だが、この揺らぐ陽の中に立ってみると、
直線距離にして遙か数百メートルも向こうのお宅の二階屋根の当たりに
何やら光る物体がある。太陽の光がそれに反射して、ここに届いたのだろう。換気用の窓を通して・・
太陽の高度と緯度が何かの反射を受けてぴったりこの窓にはまったものと思われるが・・・何とも奇異な現象であった。
その2
縦1.4メートル横3メートルの窓全体から撮ったかに見えるこの写真を
夜、息子に見せると、彼も驚いてくれたので私も少々興奮気味となった。
しかし・・・数分後、あっけなく彼は謎を解き明かしたのだった。
ご覧のように、窓には、縦の桟がついている。
日記には一部格子と書いてしまったが防犯用の縦の桟である。
その桟の隙間から柿の木に留まった鳥を撮ると、このようになるはずである。
しかし、私はうっかりしていた。
窓には換気用の窓があったのだ。はっきり覚えていないのだが、どうやらそこから撮ったものと思われる。
あまりにもワイドな画面だっただけに、こんな換気用の小さな窓から撮っていたとは想像できなかったのだ。
細い画像の写真もそれに違いないのだが・・・・窓の縦横の割合からいってもちょっと想像しにくい写真だった。
以上納得していただけただろうか。
そう言えば、以前は苦労してこんな写真も撮った事もあった。この窓から撮る事をどうして思いつかなかったのだろう・・・
桟の隙間から撮ってつなぎ合わせた写真はこちらから
小鳥が来たのもこの窓、不思議な写真を撮ったのもこの窓、珍しい太陽の洗礼を受けたのもこの窓と言う偶然・・・。
私の落た不思議の世界に、しばしお付き合い願った訳だが、
犯人が換気窓だけに、寒気する思いをさせられた・・・と締めることとしよう。
しかし未だ小鳥の行動の説明が付いていないのだが・・・・
どなたか教えて頂けないものだろうか。
つづく