Enikki 「シャンソンと共に」 01/07/08 |
7月8日(日)午後2時から
姫路市内の灘菊酒造西蔵において
午後のひととき
〜シャンソンと共に〜
このところ、この暑さのなか芸術の秋三昧である。
この日も相変わらずの暑さだった。
西蔵には少し早めに着いたので、のんびりとアイスクリームを食べていた。
会場前、三々五々涼を得ながら待っていた人影が、いつの間にか消えていった。
どうやら開場になったようだ。
そんなに沢山の人達が居たようにも思わなかったが・・とりあえず急いだ。
なかなか溶けないアイスクリームを、
味わうでもなく、せっかちに口に運び始めた。
一緒に来ていたご夫妻と私の3人だけが
建物に沿っておかれた切り株の椅子に並んで腰掛け
持ち込めないアイスをつつきながら
つまりは惨めに取り残されていた。
やっとこさ食べ終わった。
受付に急ごうとすると、何処からともなくゴミ袋を下げて
「アイスのカップを入れられませんか?」と声をかけられた
多分同じ境遇の方々だろう
嬉しいお声かけを頂き、ありがたくお言葉に甘えた。
それはそれ、焦っていた私達はお礼もそこそこに受付に。
其処には「ものがたり舎」の朗読劇に出演されていた石橋照美さんがおられた。
ビックリしてごあいさつをした。
先日bubutty 33の掲示板に書き込みをしていただいたお礼を言うと
傍におられた男性は私の知らない方だったが
「あー! そうそう、あのものがたり舎のページを
みんなで朗読をしてね。楽しませて貰いましたよ。」
そしてその後が良い。
「上手に書かれていましたね。なかなかあんな風には書けませんよ。」
とお褒めにあずかった。
あんなものを褒めて頂くなんて、お世辞にしても
お恥ずかしい限りであるが
嬉しい限りでもある。
まして読みましたではなく
朗読をしましたとは!
本当は飛び上がる程嬉しい話なのだ。
あこがれの「ものがたり舎」の面々がおられる打ち上げの席で
その役者さん達に朗読していただいたとなれば
こんな光栄な事はない。
一体どなたの朗読だったのか・・・
本当は聞いてみたいところだったのだが・・・
しかし其処はこらえて、有り難うございますとだけ言って
その場を去った。
西蔵 会場の演奏前の様子。正面カウンターでは飲み物など注文も出来る。
ボーカル 弾き語り 山田直毅
ピアニスト 藪 慶子
少し遅れて始まった。生の醍醐味をたっぷりと味わう事の出来る
午後の楽しいひととき・・・
結局、遅れをとったが、
席が足らずもう一列並べられた最々前列に陣取ってしまった私達は
トップテナーの美しい歌声と端正な顔立ち、スマートな立ち振る舞いに
実は目のやり場に困る、少々つらい時間となってしまった。
アイスのたたりか
アーー! 椅子!!
?・・
あの時の あの椅子の あの惨めさが
最々前列に並んだ3人に未だつきまとっていた。
並び方も・・・・ 全く同じだった。
アイスの無情!
今日はこの辺にしておこう!
「ものがたり舎」のページの朗読に挑戦される方は
こちらからどうぞ
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2003年2月HP開設
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