当日、簡単なセット代わりにと布を持ち込んだ。
ススキの色と彼岸花の赤、そして流れる川を表現。
前回のセットとは一味違ってイメージが広がり、また良かったとの評価もいただいた。
リハーサルの結果、マイクなしの方がいいという事になったが
これも前回と違って、私にとって嬉しいことだった。
さて、楽屋では、台本とぎりぎり迄格闘
何せ、前々日まで合唱団の合宿の為、台本読みも、ままならなかった。
語りだけでなく、歌があるのは私にとってつらいところだが
合宿のおかげで、２日間みっちり発声ができていたことはいささかでも助けられたろうか・・・。
去年の語りを見てくださった先生からのご依頼だったのだが・・。
静かなホールに響く自分の声に
いまさらではあるが、よくもまあ、
誰が言ったか、私なんぞにこの大役を
又、身の程知らずに引き受けて・・・
その身の程知らずが、いまさらながら恥ずかしく・・・。
始まってみると
７０人ほどのお客様が息使いを共にするかのように、聞いてくださったのには驚いた。
とてもいい環境、いい会場で、素晴らしいお客様に見守られ、貴重な経験をさせていただいた。
ありがたかった。
あれからそろそろ１年が経過しようとしているが、あの頃
日々の仕事に追いかけられ、本番までの課題克服が一日一日先送りされていく毎日にうんざりしながら
しかし、課題を頂いたことに感謝しながら・・・と、なつかしく思い起している
そして
やはり記録に取っておこうと思い立ち、やっと更新に踏み切った次第。
去年は忙しかったなあ・・・。
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