Spot Enikki    打つ   02/05/22





 
 

珍しいことに、打つのはボールではなかった。

18日夕刻、男達が5人、阿曽クラブに集まっていた。

立派な道具に立派な先生も阿曽クラブには珍しい。

それも、ドイツ語の大学教授というのだから・・。

調理室で大きなこね鉢と大きなヒノキのノシ板を前に

男達の手が妙に色っぽかった。

先を急ぐ私の為の一枚を、一人恐縮しながら頂いた。

香りも喉ごしも満点の、自家製蕎麦粉の盛り蕎麦だった。

EMプロジェクトの農夫達は、先生と

いったいどんな男のロマンを語りあったのだろう
・・・。

                                          

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