太子山 Enikki   愛車     01/10/03



私には、なんと!もう20年以上乗り続けている愛車がある。

その愛車でブブティー33通り界隈をすっ飛ばしている。

一見、単車かと思わせる粋さと、スピード、

最近はめっきり往年のシャープさは影をひそめてしまったようだ。


家から愛車で7・8分の所に私の仕事場が集中している。

仕事場と言っても、糧を担うものではなく、私が私である為の一部分を培う所だ。



私はここにいて、いるだけでは透明に等しく

家族がいて、住む家があって、住む町があって、

遺伝子と環境は動かしがたい色を呈し

日々の暮らしの中で少しずつ色を添えながら、私らしい色を醸し出していく。




この道を毎日のように通って20年、愛車と共に歴史を刻んで来た。



しかし最近めっきり純粋とはほど遠い色になってしまったようだ。

愛車と共にどこか色あせて・・

いやいや、世の中色んな色があって、だからこそ

それぞれを引き立てあって・・・それが良いのだ。




私は時々裏通りを通って帰る事がある






国道にはないひなびた旧街道にその色を見つけた。

軽量アルミ合金でできた軽くて錆びない優秀な愛車の色にも似た夕焼けの色。

自転車ならではの小回りとシャッターチャンスはどこを切っても・・・

紛れもない私の色だった・・・。






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